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zoom RSS 投票権が18歳に引き下げられたけど…

<<   作成日時 : 2015/06/17 21:30   >>

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 今日参議院で改正公選法が可決。18歳に選挙権が与えられた。テレビニュースを見ても、高校での選挙に関する授業が取り上げられていた。

 私のすぐの感想は、「ああ一番喜んでいるのは日教組だな!」である。日教組の活動も昔ほどの精彩が感じられないが、こんな美味しい餌というか目的が与えられて、喜ばない日教組活動家はいないだろう。
産経新聞が三か月ほど前にその危惧を報じている。

18歳選挙権 教室を政治の場にするな」
…懸念されるのは、こうした教育の機会を捉えて一部の教員らが特定の政治的主張を教室に持ち込むことだ。今年の日教組教研集会でも、中学の授業で「立憲主義」について「権力を持つ者をしばる」といった説明を強調し、憲法改正を目指す安倍晋三首相を批判するような授業が報告された。教員の一方的な考えを押しつけたり、生徒を誘導したりする授業が相変わらず行われているのが実態だ。…」

 20歳選挙権なら、いくら高校で日教組が左翼教育をしゃかりきにやっても、卒業して2年もすれば教育効果も薄れてしまうが、今度こそは出来たてのほやほやの段階で投票させることができる。なんで自民党はこんな制度を早急に導入したのか不思議だ。やるなら、少年法改正とか刑事罰の強化とかセットにすべきだ。

 ネットを見ると、若い世代でも18歳引き下げに反対する声が見受けられた。
引き下げ反対意見です。自分の周りを見てもしっかりと立候補している人の政治方針を理解したうえで投票している人は少ないからです。 私もその一人で声を大にして言えることではありませんが、一応選挙には行きますがはっきりいってかなり適当な投票です。 目立っている人に入れるといった感じです。現に友達も同じ様に投票している子が何人もいました。」(20代・女・学生)
反対です。一番大きな理由は、経験と知識の乏しさです。現在20歳未満の人が立候補者の意見をどれだけ理解しているでしょうか。さらに「成年」という節目を大切にするべきです。選挙権が与えられるということは、責任も取る必要があるということです。 「18歳以上に権利を。20歳以上に責任を」というのでは話になりません。」(10代・男・学生)

 これを読んで、うーんとうなってしまった。「立候補している人の政治方針を理解したうえで投票している人は少ない」「一番大きな理由は、経験と知識の乏しさです。現在20歳未満の人が立候補者の意見をどれだけ理解しているでしょうか。」という声に中年も老年もキチンとこたえられるかどうかである。
 中年も老年もかなりいい加減で投票しているだろう。しかし、そういうものとして民主主義が出来上がっているとしたら、18,19の若者を責めるわけにはいかない。

 若手政治学者岩田温氏がブログで面白いことを述べていた。
岩田温の備忘録」(2015.6.17)より
本日、参議院で改正公選法が全会一致で可決し、投票権が18歳に引き下げられることが決定した。
私が非常に不思議というか、不気味に思っていることがある。それは、我が国では、投票よりも、酒を飲んだり、煙草を吸ったりするハードルの方が高いということだ。未成年者が酒を飲んだり、煙草を吸ったりするのは危険だが、1票を投じるのは危険ではないということなのだろう。
確かに、未成年者が投票することによって、直接的な身体への害悪はない。当然だ。しかし、酒を呑んだり、煙草を吸ったりするのは危険だから止めておきましょうね、と国家によって干渉されている、あるいは、強制的に法によって保護されている状態にある人間が、我が国の政治を決定することに問題はないのか。若者は望んでいないのだろうが、「蝶よ花よ」と守られ、自己自身の飲酒、喫煙の決定すら許されない人間が政治に参画することは正しいのか。」

 なるほどね。
「自己自身の飲酒、喫煙の決定すら許されない人間が、政治に参画することは正しいのか。」
 これは、20歳未満でもに飲酒、喫煙させよ、といっているのではない。20裁未満でもに飲酒、喫煙を許さないという(国の)若者への捉え方が、なぜ政治というある種危険な行為を許すということに整合性は取れているのですかという抗議のようなものだ。

 ここ(国)には民主主義の捉え方が皮相的であることを表している。つまり、国民主権と数の論理。
民主主義とは何か、については、全くといっていいほどコンセンサスがない。みんな勝手気ままに解釈している。今月号の文藝春秋中野剛志氏が「橋下徹とは結局何者だったのか」という特集に寄稿して、民主主義の意味を書いている、つまり橋下の民主主義理解が全く間違っていると書いているが、そんな状態のなかで、高校教師は民主主義とはとか選挙とは、なんていう授業がまともにできるとは到底思われない。日教組の跋扈を許すだけとなるなら、今日という日は、ある意味での記念の日となることだろう。


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